
FX・バイナリーオプション向け
仮想通貨基礎講座②
第2回、FX・バイナリーで使える仮想通貨のとりあえず難しいことは置いておいて
これだけ押さえておこう講座です!
〇アルトコイン
ビットコイン以外の仮想通貨を指します。イーサもこれに属します。
これだけ覚えておけば十分です。FX・バイナリーでアルトコインを取り扱っているところも多いので
有名なコインはいくつか覚えておくといいかもしれません。機会があればこちらで紹介します。
特徴などは各コインについて調べていけばわかりますが様々で、例えばわかりやすい特徴でいうと
送金の速さ、手数料の安さ、匿名性、何かのサービスやプラットフォーム向けに作られたもの等々。
アルトコインの中でもマイナーな通貨を草コインと言ったりします。
〇ステーブルコイン
仮想通貨のように価値が大きく変動しやすいと実際に使うときにややこしい・・・ということで作られたコインで、有名なのがテザー(USDT)です。
テザーがどのように価値を一定に保っているかというと、1USDT発行する際に1USDを担保にすることで1ドルの価値の信用を保ちます。100USDT発行していればテザー社が100ドル持っているのでどんなに価格が上下してもテザー社が1USDT1ドルで交換します!と言っているので市場では1ドルに維持されるわけです。
余談ですが、このテザー社が本当に発行分のドルを保持しているのか?という疑惑があります。
テザー社がUSDTを発行する⇒某関係のある取引所に送る⇒ビットコイン買う⇒ビットコインの価値が上がる⇒利益の一部をテザー社に戻してUSDT発行する、という無限ループでビットコインの価値を上げている!なんていう噂もあり、テザーというのは仮想通貨関連ではよく耳にすることになると思います。(実際このテザーのニュースで価格が動いたりしますし)
テザー以外にも法定通貨担保系のステーブルコインが多く存在します。ほかにも金や仮想通貨等を担保にしたステーブルコインもあります。
FXやバイナリーではあんまり使う事はありませんが、ちょっと怪しい投資案件系で取り扱うことがあります。
〇ICO
FXやバイナリーオプションとは少し離れますが、いろいろな投資案件をやっていると出会う可能性が上がる怪しいICOの注意喚起ということで紹介します。
ICO自体は仮想通貨を発行して資金調達する方法です。発行する側は仮想通貨発行の目的・目標やそのプロセス等をアピールして投資家を呼び込み、投資家はコインの価値が上がると考えて投資したり、保持することでもらえる特典を目的として投資を行ったりします。
株よりも資金調達のハードルを下げることができるので便利な面がありますが、詐欺まがいのICOが横行し問題になっています。
実現する気のない壮大なプランだったり、価値が上がる・保持することで配当がもらえるなど、美味しい言葉で騙して資金を集め、牛歩戦術で先延ばしつついよいよとなると飛ぶ(運営がいなくなるw)といった行為が実際に行われています。
マルチ・ねずみ講のように紹介ボーナスと上下連鎖システムがあったり、ホワイトペーパーの内容が見た目だけでスカスカだったり(仮想通貨に慣れていなければそれっぽく見えるように作っています)
怪しい案件は山ほどあります。しっかりと知識をつけるまではICOには手を出さない方が無難でしょう。
だいたい、降ってくる(人から与えられる)ICOなんてのは怪しいです。優秀なICOは自分で探しましょう。
次回に続きます!